4月21日(木 お楽しみ会1 2

朝のうちは肌寒かったけれど、今日はお楽しみ会をしたりとぽかぽか心があたたまる楽しい1日でした。そして子どもたちの笑顔につられたかの様に太陽も顔を出し気持ちよく晴れてきましたね。

「今日は年長さんのお兄さん・お姉さんが遊びに来てくれるんだよ」
先生の言葉に、どの子もドキドキワクワク嬉しそうな表情でした。
そして年長さんが来てくれるのを待ちながら、楽しくゲーム。
すみれ組さんでは、男の子と女の子に分かれていたので、
どちらが早くぬいぐるみを後ろまでおくれるか?ぬいぐるみ送り競争です。

さくら組さんは、先生と手遊びをしながら気分を盛り上げ、楽しみに待ちます。
みんなお待ちかね。年長さん登場〜!!
年長さんは「みなさんと仲良くなりたくて、遊びに来ました」とごあいさつ。
小さいお友達に手作りのバッチをプレゼント!!
「よろしくね」なんて言いながら優しくバッチを付けてくれる年長さんは
とても頼もしく優しいお兄さん・お姉さんです。
そして、楽しい楽しい遊びの時間。みんなで一緒に手遊びをしました。
お友達同士でコチョコチョしたり触れ合ったり出来る手遊びなので、親密度もグ〜ンとアップ。
親子でもそうですが、ただ遊ぶというよりも頭や手・頬など触れ合うって大切な事ですよね。
ディズニー体操では曲に合わせて、そしてドナルドダックの様におしりフリフリしたりと楽しく体操しました。
そして、楽しく遊んだあとは、おやつタイムです。

美味しいおやつを食べながら、会話も楽しく弾みます。
「ねえねえ、何バスさん?」「お名前、なんて言うの?」などとても楽しそうでした。
でも、楽しい時間って短いんですよね。
年長さんが帰ってしまう時は、「また遊ぼうね」「また来てね〜」と、ず〜っと、手を振って見送っている姿が
印象的でした。とても楽しい時間が過ごせたんですね。

もらったバッチは、大事にしまいます。

その後、さくら組さんでは、昨日測った身長で並んでみました。
すみれ組さんは絵本を見ていました。

ふじ組さんは 鍵盤ハーモニカで、「ひげじいさん」を弾きました。
「ど・ど・ど・どお休みよ〜」   「ど」の時だけ吹いて音を出します。

ひまわり組さんは、前回、足の裏を使わないで先生の方に来てもらう動きをしたので、
今日は、二人組を作って、さらに足の裏を使わないで
先生の方に来てもらう動きを子ども達に 考えてもらいました。
真ん中上の写真は、まず二人組を作るところです。
この後二人の形がどうなったか、ぜひ想像してみてください。
右上は、寝そべったり、開脚したりして友達とくっつきながら、先生の方に移動してきます。
このクリエイティブ・ムーブメントは、こどもが自分で動きを考えて作りますので、
大人では考え付かないような動きに発展することもあります。
先生!、見てみて、と声をかける子ども達の声が聞こえてきそうですね。
「こんなの出来たよ〜」という子どもの声にも力が入ります。
この時間は、ひまわり組の教室からは、ずっと声がこだましていました。
そして、同じ動きをしているときは、担任もそれについては、あまり驚きません。
しかし、まったく違う動き(部位)が出たときは、
大きな声で、”これは、まったく違う表現だね!”と大いに褒めてやります。
こういった環境を作ることで、
子ども達も、”他と違う個性のある動きを表現をしよう”という気持ち=考える力 が高まります。
活動で大切なのは、子ども達の意欲です。
楽しいからこそ、面白いからこそ、さらに工夫する、それが結果として個性になる。
”自ら考えて行動する子を育てる”、
そのためには、小さなことですが、
こういった普段の何気ない、やりとりがとても大切だと考えています。
それにしても、この活動が終わったときは、かなり息を切らしている子が多いのです。
それもそのはず、子ども達は、新しい動きを思い切り楽しんで、やってくれますから・・・。
今日も先生を沢山、楽しませてくれて、ありがとうね。

年少組さんはお当番表に色塗りをしていました。
思い思いに色々な色を使って色とりどりに塗る子・1色を使ってキレイに塗り込む子と様々でした。
きちんと目まで描いて素敵なカードが作れました。

さて、今日のお楽しみ会では、
年長さんが心を込めたバッチを後ろに隠しながら、驚かせようとした姿、
恥ずかしそうにはにかんでいる年少中さんに、やさしく胸につけてあげる姿がとても印象に残りましたし、
もじもじと恥ずかしそうに、じっと動かないでいる年少中さんの姿が、
とても微笑ましく、
傍から見ていても、年少中さんの喜びが伝わってきました。
今はまだ入園したばかりで、実感がわかないかもしれませんが、
来年の3月に、お別れ会があります。
昨年も、このお別れ会の事を当時の年長さんに聞きましたが、
” 僕たちが初めて、幼稚園に来て、まだ 困っていた時に、お友達が優しく遊んでくれたこと、とてもうれしかったよ”
だから、僕たちが年中の時のお別れ会では、かわいいプレゼント作ったんだ。と、
一昨年のお別れ会で作ったプレゼントの事を鮮明に覚えていました。
きっと、今日年長さんにやさしくしてもらった年少中さんは、
来年のお別れ会では、想いのあるプレゼントを作って、
心の底から、 ” ありがとう”っていう気持ちで、
今日の年長さんに想いを伝えてくれることと信じています。
子どもは、子ども同士の関わりの中で、本当の意味で成長すると。
変に大人が指示して、小さな子にやさしくしなさいというより、こういった活動を通じて、
こども同士で、気持ちを伝えた方が、何倍も効果があると思います。
今日もらったプレゼント、大切にしてやってくださいね。

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