5月18日(月) 色水遊び(年少中)1 2

色水遊びは、これからやるぬたくり遊びの大切な前段階です。
いろいろな色を混ぜ合わせて遊んでいるうちに、最初は手や足の汚れが気になっていた子どももだんだんと汚れを気にせず、元気に遊びだします。そこから発想は無限にひろがり、いろいろなアイデアがうまれます。 お友達とい一緒に相談したり、色の混ぜ具合を楽しんだり、園庭からは、こども達の歓声が響いていました。


今日の天気は晴れ、気温は27度。色水遊びにちょうどいいお天気。
先生たちが準備をしてくれてるうちからそわそわ。「早くやりたいよ〜。」
勢いよく色水を流し込みます。明るい色は、濃い色にのみ込まれるようです。
スプレーボトルに色水を入れて…ねらいを定めて…発射!
近くで発射すると、どうなるのかな?やってみよう!
自分で好きな色を選んで調合。好きな色を好きなだけ混ぜるんだ〜。
どんな色になるんだろう?ちびっこ色調合士がうようよいますね。
ウォータースライダーも楽しいな〜。
混ぜ合わせてできるいろいろな色に子どもたちは目をぱちくり!
「先生みてー。」「この色は…毒水だ!」
スプーンで色を入れて、色の変わり具合を見ているこども達、
同じ色でも、混ぜ合わせる色の量で、変化していきます。
こういった色の変化がすぐに見られるのも、こども達にとっては、とっても興味のわくところです。
自分自身で感じて学んでこその身につくことがいっぱいあります。
教えられて学ぶこと以上に、体験して知る不思議さ、
自分が〜してみたいと思い、自力で工夫していくことの方が、身につくことは多いものです。
上の子は、画用紙に色水を飛ばしたくて、コップの色水を小さな穴にめがけて一生懸命流し込んでいました。
足元や服が汚れるのなんて一向に気にしていません。
目的のためのみに一生懸命集中しています。
こうして手先をうまく作用させて、入れるのだって、なかなか大変なことです。
こういった時こそ、脳は活発にいい汗をかいています。
水鉄砲の小さな穴に色水を入れるのに一苦労している姿、
そして、少しでも穴に水がたくさん入る術を自分で発見した時こそ、
その子にとっては、とっても大きな発見をしたことになるでしょう。
これらは、教えられて学ぶよりも、体験の中からそれぞれが見つけていく部分がとっても多いように感じます。
それぞれが日常の中で体感して身につけていくこと、とっても大切なことです。

あちこちで無心にいろいろと試みているこどもたち、それぞれが、どんな発見や工夫をしているのか、
目を向けると、とっても面白い声がたくさん聞こえてきます。
左上の女の子は、カップで上手に水を中に入れていました。
中に入ったいくつかの色水を混ぜ合わせて、出来た色をとっても楽しみにしているようです。
黙々とそして真剣に活動しています。私のカメラには、まったく反応がありません。うれしい限りです。
お遊戯室では、年長ふじ組さんが木工遊び。
トントン、カンカン音は響くけど、お話声はありません。すごく集中して作業してます。
足を立てたり、横にしたり、釘を打ちやすいようにその子その子の工夫が見られます。
材料の木片、太いのや細いの、斜めにカットされたものいろいろ選べます。
釘の角度や位置、調節する目は真剣です。
園長が近付いてカメラを向けてもお構いなしです。
そんなことを気にするよりも、この釘をどうやって打ち込もうかということに神経が集中している証拠です。
時のには指をとんかちでたたいてしまうことも。こうして加減を覚えていくのでしょうね。
年長ひまわり組。墨で「夢の森」を描いてみました。
ハートの木やパイナップルの木、バナナの木、子ども達の想像はふくらみます。
バナナの木は、先日相模原公園に行った様子から、イメージを膨らませたのかもしれませんね。
この後クレパスや、コンテで色をつけるとより一層リアルな絵に仕上がるでしょう。
一つとして同じものがないのは、子ども達の描いてみたい想いがとっても強くなっているのかとも感じました。

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