「スーホの白い馬」   年長、ふ  じ組

第一幕 スーホとの出会い
@
羊飼いのスーホは羊を 小屋に戻すと、仔馬の 鳴き声に気づく。
A
羊仔馬は弱っていたので、家に連れ帰り世話をすると、立派な馬に成長し、羊追いもしてくれるようになる。

広い草原で羊飼いのスーホが寝ていると…

小屋から羊が出てきてしまい、
スーホは羊を追います。

羊を小屋に戻したスーホは、
子馬の鳴き声に気付きます。

子馬は弱っていたので、
スーホは家に連れて帰りました。

スーホは毎日世話をし、
子馬は立派な白馬になりました。

そして、白馬は
羊追いもしてくれるように なったのです。

第二幕  〜競馬大会〜
@競馬大会の知らせがあり、 スーホ自身は乗り気では ないが白馬が出ようと促す。
A
大会では他の馬は脱落するも 白馬だけがゴールインする。
B殿様は白馬が欲しくなり スーホから引き離す。
C白馬を失った悲しみは消えない。

 

ある日、競馬大会の知らせを聞いた
スーホと白馬。

「ボクは無理だよ…」
スーホは乗り気ではありません。

白馬は、出よう!と、スーホを誘い、
スーホは競馬大会に行く事を決めます。

挿入歌@  

いつも 一緒にいた 
ぼくらが どうして こんなことになるの
ぼくの大事な たったひとつの大切な 家族なのに
「どうして」
きみと 出会った あの日の事
今でも はっきり覚えてる
僕の瞳を ずっと 見つめて 小さな声で泣いていたね
「ヒヒーン」「はっ!?」
「白馬なのか?」
「どこにいるんだよ」?
どうか 夢ならさめてほしい 
ぼくの 大事な 宝物
「白馬」  「お願いだよ」
「戻って来てよ」
「白馬」  「会いたいよ…」 

競馬大会では、
たくさんの馬を白馬は追い抜き…

白馬だけがゴールしました。

それを見ていた王様は
白馬が欲しくなり、
スーホから奪い取ってしまいました。

 第三幕  白馬の死
@殿様は白馬を自慢し 乗ろうとするも、白馬は 暴れ殿様を振り落す。
A
激怒した殿様は白馬を 矢で射るように命じる。
B
瀕死の白馬はスーホの家まで 辿り着くが、スーホの看護も 虚しく息絶えてしまう。

その頃、王様は白馬に乗り、
自慢していました。
白馬は暴れ、王様を振り落しました。

かんかんに怒った王様は、
白馬を矢で射るよう命令します。

家来たちが放った矢が、
白馬に刺さりました。

それでも白馬はスーホに会いたくて
走り続けました。

スーホは矢を引き抜き、
白馬を抱きかかえるが、
白馬は静かに息を引き取っていきました。

 

第四幕  馬頭琴
@スーホの夢で白馬が 元気よく駈ける。
A捕まえようとするスーホの 腕から白馬は消える。
B白馬は馬頭琴になって、スーホの元に行く。
Cスーホはその馬頭琴をずっと奏でている。

スーホの夢の中に白馬が現れます。

捕まえようとするが、
白馬は消えてしまいます。

白馬は、馬頭琴になって
スーホの元へ行きました。

スーホは、白馬を想い、
馬頭琴をずっと奏でています。

エンディング 「見上げてごらん夜の星」

見上げてごらん 夜の星を 
小さな星の 
小さな光が ささやかな幸せを
歌ってる 
見上げてごらん 夜の星を 
ぼくらのように  名もない星が 
ささやかな幸せを祈ってる

手をつなごうぼくと 追いかけよう夢を 
ふたりなら苦しく なんかないさ

見上げてごらん 夜の星を 小さな星の
小さな光が ささやかな幸せを歌ってる

「白馬」 「聞こえるかい?」
「ぼくたちは」 「一緒だよ」

「ずーっと」 「ずーっと」 
「ずっと」「一緒だよ!」

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