第一幕 〜孤独なカジモド〜
@赤子の時に両親を亡くしたカジモドは、鐘突き塔に
閉じ込められ、孤独に
暮らしている。
A今日も育ての親のフロロー
判事に、仕事が遅いと罵られ孤独感を増す。
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幼い頃に親を亡くしたカジモドは
鐘つき塔に閉じ込められ、
孤独に暮らしていました。
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ある日街から祭りの音が聞こえてきました。フロローに外に出ることを
禁じられているカジモト。
「外に出たい」気持ちが溢れてきます.
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そんなカジモトに対して、
フロローは怒ります。「外にでるな!!」
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挿入歌@ 春よ来い
僕はこれからもこの場所で 一人ぼっちで生きていくの?
どれほど月日が流れても
ずっとずっと覚えているよ
やさしやさし笑みを浮かべ 僕を僕を抱いてくれた
『お母さん』 『会いたい』
僕は変わらずここで
今日も生きています
ぬくもりを胸に抱き
一度で良いから出てみたい
光り輝く外の街へ
にぎわう人々青い空 小鳥たちも自由にまうよ
今日も今日もこの場所から 願い込めて鐘をならす
僕はここにいるよ
想いを音にのせて
どうか届くようにと 皆に届くようにと
僕は変わらずここで 今日も生きています
ぬくもりを胸に抱き
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「よし!」 「仕事だ!」
今日もカジモトは鐘を鳴らします。
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第二幕
〜祭り〜
@町では祭りが始まり、エスメラルダの踊りに人々は魅せられている。
A楽しそうな様子にカジモドは、約束を破って塔から
抜け出し一緒に踊るとその滑稽な踊りに人々は
拍手喝采を贈る。
挿入歌@
Bそこにフロローが来て祭りは中断され、カジモドも塔に連れ戻される。 |
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その時街では祭りが開かれていました。
その様子を
鐘つき塔からみていた
カジモト。
我慢できず街へと飛び出します。
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カジモトの容姿に初めは驚いた人々も、
カジモトの楽しい踊りに
魅了されていきます。
そして、カジモトは、
初めて人とふれあい、
拍手をもらいました。
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そこに、フロローがやってきました。
約束を破ったカジモドに対し、
フロローは怒ります。
家来のフィーバスにカジモドを
連れ帰るよう命令します。
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第三幕 〜フロローの怒り〜
@フロローはエスメラルダに一目惚れし、結婚を
申し込むが断られる。
Aフロローは激怒し部下のフィーバスに街中を
焼き尽くすように命じる。
B忠誠心と良心に悩むフィーバスだが、火をつける。
Cすると、炎の中から赤子の声が聞えたので、フィーバスは火中に飛び込み
助けるが、火傷を負う。
Dそれを見たエスメラルダは、カジモドにフィーバスをかくまってもらうために塔に向かう。 |
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祭りの様子を見ていたフロローは、
エメラルダを気に入り、
結婚を申し込みます。
しかし、断られてしまいます。 |
プライドを傷つけられたフロローは、
フィーバスに命令をします。
「街を燃やせ!!」
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フロローの命令は絶対ですが、
フィーバスは葛藤します。
街に火をつけたら、
皆が苦しむことになる…と。
しかし、火を放ってしまいます。
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第四幕 〜カジモドの勇気〜
@火の手を見たカジモドは、
懸命に鐘を鳴らす。
A赤子を抱いてやって来たエスメラルダとフィーバスを、カジモドは自分の過去と
重ね合わせフロローに
刃向ってまで助けようとする。
Bフロローは部下を引き連れ、塔を破壊しようとするがカジモドも応戦する。
Cフロローを塔から突き落としたカジモドを街の人達は賞賛する。
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「おぎゃ」「おぎゃ」
炎の中から赤ちゃんの泣き声が聞こえ、
フィーバスは、助けるために
炎の中に飛び込みました。
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無事に赤ちゃんを助けたフィーバス。
しかし、
身体中に火傷をし倒れてしまいました。
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フォロローや街の炎から逃げてきた
エスメラルダ。
倒れているフィーバスに
驚き駆け寄ります。
「大丈夫?」「きっと彼なら助けてくれる」
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その時、鐘つき塔では、
カジモドが街の人々に
危険を知らせる為に、
必死に鐘を鳴らしていました。
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そこへ、
フィーバスとエスメラルダがやってきました。フィーバスの手には赤ちゃん。
カジモドと同じ一人ぼっちの赤ちゃん。
カジモトは「僕が守る!」決意します。
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そこへフロローと家来が
丸太を持ってやってきました。
丸太で鐘つき塔を壊そうとします。
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フロローの攻撃からエスメラルダ、
赤ちゃんを守ろうとする
フィーバスとカジモド。
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フロローとカジモドは鐘つき塔で戦います。フロローはエスメラルダにも
石を投げようとしました。
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「僕が守る!」そう強く想いをもつ
カジモドはついに、
フォロローを塔の端に追い詰めました。
そしてフロローから街を守りました。
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もうカジモドは一人ぼっちではありません。そして
街の人々も本当の優しさを知りました。
見た目よりも大切なのは
心の強さ、優しさであること。
カジモドと街の人々は共に暮らしています。
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Aエンディング 「ベニス夏の恋」
あなたはいつも 一人この場所で
今日までを過ごしてきたのね
寂しさ隠して生きること
もうしなくて良いのよ
あなたがならす 鐘の音はいつも
この街を 照らしてくれたわ
心の優しい人だって
鐘の音を聞いたら分かるわ
今まで僕は 一人この場所で
生きる意味探してきたんだ
初めて誰かをこんなにも
守りたいと思った
人は一人じゃ生きていけないと
君たちと出会って知ったよ
守るべきものを見つけたとき
本当の強さを知るんだ
『カジモド!』『カジモド!』 |