10月29日(月) 焼き芋大会
お芋焼きには、ちょうどいい天気となりました。朝から園庭には、高い煙突のついた大きな石焼き芋製造機、通称「焼き太郎」と真っ二つになったドラム缶が4台、モクモクと煙を出しています。早朝7時に火をつけ炎はめらめらと燃え上がり、これから徐々に火床が出来上がります。何がはじまるのか、初めて経験する年少の子は、ドキドキしながら近づいてきました。テラスから大きな声で「園長先生、気をつけて!」「何してるの?」の声が響いてきます。今日は、登園してきた子から順番に、新聞紙を水で濡らし、それを芋に巻きつけ、さらにその上からアルミホイルで包み、焼き芋の準備をしました。一週間前にほったお芋は先週からお日様にあてて、十分に乾かし甘くなりますように願いを込めました。火に入れてから、約40分程で、こんがりとしたホクホクお芋になりました。こども達は「甘い」「あったかい!」「いちごの味がする」・・・いろいろと教えてくれました。今日は、いちごるーむ、かんがるーむのお友達、その保護者の方々、在園児の参加希望の方々、多数おいでになっての活動でした。みんなと一緒に食べるからより一層おいしくなるのかもね。皆様、お忙しい中、お手伝いに来ていただきありがとうございました。
朝7時に火をつけました |
毎年この日の為に参上する「焼き太郎」 |
ダルマの会(お父さん)の寄贈の釜です |
風もなく、絶好の焼き芋日和 |
あらかじめ、お芋は軽く水洗いして |
おきました |
最後の仕上げは、園児自ら |
小さな手で念入りに洗います |
たわしを使って丁寧に |
さぁ、新聞紙をぬらして |
どれにしようかな、迷うな |
これにしようかな |
あれれ、先にホイルまいちゃったのかな |
最初に、新聞紙で包むよ |
たっぷりと水をしみこませて |
丁寧に巻いていきます |
角も丁寧にしまって |
その上からアルミホイルで包みます |
包む姿も、それぞれ個性的です |
右、左と角を折り曲げ丁寧に包む子 |
参加者の方も、自分で行います |
朝から、丸のこで、大量の木材を |
切断しました |
これが焼き太郎 |
石を入れて遠赤外線の効果で |
ホクホクに焼き上がります |
プロと同じ構造です。左は保温器 |
年長 朝の活動、歌 |
年少 今日は焼き芋だよ |
ゴーゴーと火の粉が上がりお芋の準備は |
着実に進んでいます |
さぁ、年中、年少さんが来るよ |
年中 すみれ組 |
熱いね |
年少は、焼き太郎に |
えぃ |
私も、えぃ |
今、火の調整をするよ |
さらに、その上から、さくらの落ち葉 |
投げ入れます |
煙がモクモク・・・ |
ひとり1回分 |
年少 たんぽぽ組も落ち葉を |
かなりドキドキの様子 |
煙が目にしみます |
年中 さくら組も |
熱かったね |
焼き太郎には |
80個ほど、お芋が入ります |
かんがルームの子も中に |
お母さんと一緒だね |
近寄ると本当に熱い |
気をつけてね |
よいしょ |
年長 ひまわり組 |
よいしょ |
上手く入るかな |
友達を応援している子も |
入るかな? |
慎重に |
投げ入れる子も |
落ち葉を入れるよ |
えい |
いちご組さん |
煙に負けないで |
えぃ |
年長 ふじ組 |
お待たせしました |
ちょっと、こわごわ |
落ち葉を入れて、その煙に目がしみる子も |
たくさんいました。でもこれがあるから |
お芋焼きかもしれません |
お芋焼き、お芋が甘かった |
炎が熱かった |
煙に目がしみた |
お芋を手にしたら熱かった |
新聞紙に包むと、 |
上手に焼けるのを知った |
友達と |
お母さんと |
みんなで食べたらおいしかった |
お芋焼きを通しても |
それぞれに、いろいろな想い出が |
出来たことでしょう |
そういった経験は大切にして下さい |
これ、焼き太郎で焼いたお芋だよ |
こどもの目の前で半分に割ってみると |
とってもいい香りが・・・ |
自然の恵みに感謝して |
みんなで頂きました |
しばし、ご覧下さい |
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おいしそうでしょう |
毎年この時期、お芋焼きを経験した |
卒園児の言葉を思い出します |
「園長先生!、幼稚園で食べた |
あの焼き芋とってもうまかったよ、 |
また食べたいな!」 この言葉を思い出す |
度に、その子は焼き芋の印象 |
「とっても深かったんだなぁ」と感じています。 |
今年の子の中にもいるかもしれませんね。 |
今年も園長は自宅で |
地域の子どもたちを集めて、 |
焼き芋大会を実施します(8年目) |
夕暮れ時に行いますが |
あの火床の明かりが |
とっても好きなのです。癒されます。 |