「ユタと不思議な仲間達」   年長、ひまわり組

第一幕 都会から来たユタは、弱虫と揶揄され退屈な日々を送っていた。

@
田舎に引っ越してきた勇太(ユタ)は、つまらない日々を過ごしていた。
A
簡単すぎる授業に眠くなり、戻ってきた教師に叱られてしまう。
B
村の子ども達と遊ぶが、カエルさえも怖がる勇太を、子ども達は「よわむし」と揶揄する。
Cしょげる勇太の前に、廃屋から「座敷わらし」が現れる。

田舎に引っ越ししてきたユタは、つまらない日々を過ごしていました。

村の子はユタを学校に誘います。しかし、ユタは簡単すぎて授業やこどもっぽい村の子に嫌気を感じています。

ある日の授業中・・・。
難しい問題も答えるユタ。しかし先生がいなくなると寝てしまい叱られます。

村の子と遊ぶユタですが、
カエルを触る事も出来ず、池に落とされたり、弱虫とばかにされてしまいます。

悲しむユタ・・・。本当は友達もほしいし、強くなりたい!!悔しさから涙があふれます。

 

挿入歌@        雨にぬれても

(ユタ)

いつも探してた 

ほんとは友達ほしいんだ

「でも」 僕にできるはずがないよ

僕は変わりたい 

ほんとは強くもなりたいの

「でも」僕に なれるはずがないよ

 

 

そんなユタの前に座敷わらしが現れます。

 

挿入歌@        雨にぬれても

(座敷わらし)

ずっとみてたんだ 

ほんとのユタは 弱くない

「自分を」「信じて」

強くなるには 「自信」

「それだけ!」

第二幕  わらしとの出会いで勇気を
@わらしのお蔭で、カエルにも触れるようになる。
A
急な坂も下れるようになる。友達のいなかったユタに、わらしという、友達ができる。
挿入歌@ 
       雨にぬれても
Bそこへ村の子ども達が現れ、勇太をからかうが、わらしに励まされ、逆にカエルを投げつける。
C村の子ども達でさえ下れない坂を、一気に駆け下りる。
D勇太はもう「よわむし」ではなくなる。
E村の子ども達と仲良く遊んでいると、わらしは悪戯をする。(普通の子どもには、わらしの姿は見えない)
F勇太はわらしを叱り、わらしは廃屋へ戻る。

 

『友達がほしい」「強くなりたい」そんなユタの想いに、座敷わらしは答えました。

座敷わらしに励まされ、
カエルも触れるようになりました。

急で」こわい坂もおりられる
心の強さをもちます。
ユタは頑張る気持ちの大切さに
気付きました。

挿入歌@        雨にぬれても

(みんな)

なにもこわくない 

こんなに楽しい気持ちなの

君が 教えてくれたんだ

そこへまた村の子が現れました。初めはユタをからかいます。しかし逆にユタはカエルを投げたり急な坂を下りてみせました。

そして、村の子にも「大丈夫!」と
声をかけられる優しい心も大きくなりました。

「村の子と仲直りをしたユタは一緒に楽しく遊びます。

そんな二人に座敷わらしは嫉妬します。村の子の足を押さえたり、悪戯しました。
(村の子には、わらし姿は見えません)

ユタは座敷わらしを怒りました。
わらしは驚き廃屋へと帰ります。

 

 第三幕  廃屋の火事とわらしとの別れ
@廃屋が火事になり、わらしを助けに行く勇太も、村の子ども達も炎に包まれる。
A燃え尽きた廃屋から、わらしがまず意識を取り戻し、勇太と村の子ども達を置いて村を去る。
B勇
太は村の子ども達の元に戻り、わらしに別れを告げる。

廃屋が火事になり、
わらしも火に包まれます。

ユタは助けに行きました。ユタが心配になり村の子も火の中に飛び込みました。

炎に包まれる皆。燃え尽きた廃屋から、
わらしが目を覚まし、
二人を置いて村を出ます。

 

ユタは、わらしに別れを告げ、
村の子の元へ戻ります。

 

ユタは、わらしに大切な事を教えてもらいました。わらしがいたから、村の子とも友達になれました。
ユタはもう弱虫ではありません。

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