「少女パレアナ」   年長、ふじ組

第一幕  貧しさの中で喜びを探し父から教わる
@
明るく活発な少女パレアナは、男の子に悪戯をされても、その明るさで楽しさに変えてしまう。
A
お腹を空かして家に戻ったパレアナは、パンだけの貧しい夕食を食べる。
B
楽しみにしていた慰問箱が届くが、中身は、やはりパンだけだった。 これに失望するが、父は感謝することを教える。
C その父は急死し、牧師の手配で叔母の元に行く。

前向きで明るく元気なパレアナ。
今日もお花畑で遊んでいました。

するとイタズラな男の子たちがカエルを投げパレアナを驚かせます。しかしパレアナはその明るさで楽しさに変えてしまいます。

そしてイタズラをしては、いけないことを
伝えられる強い心も持っています。

お腹を空かせて家へ戻ったパレアナ。しかし今日も夕食はパンだけ。申し訳なく思う父ですが、パレアナは喜んで食べました。

楽しみにしていた慰問箱が届きました。
中身はパンだけ・・・。失望するパレアナに父は感謝することを伝えます。

ある日父は病気で倒れてしまいました。
色々なことから喜びを探す大切な気持ちを教えてくれた大好きな父親でした。

牧師が父の元から離します。

たった一人の家族を
亡くしてしまったパレアナ。
何度も何度も父の名を呼びかけました。

悲しむパレアナでしたが、
牧師の手配でパレー叔母さんの
家へ行くことになりました。

汽車にのっていくパレアナ。
汽笛がさびしそうに響き渡ります。

第二幕   パレー叔母さんの元
@牧師からの手紙を受け取った叔母は、義務感だけでパレアナを迎えるが、 屋根裏部屋に放り込み、縫い物や読書を強要する。
A
パレアナはそんな冷遇も喜びに変えるが、叔母はパレアナを受け入れられない。
挿入歌@  もしもピアノが弾けたなら

@ いつか かならず 「わかってくれる」 

  笑顔がみたいの それだけなの

  なのに どうして 「おばさん」
A ぜんぶ 笑顔に 「かえるよ」 

  悲しくつらいこと 喜びに

  パパがわたしに 「おしえてくれた」

  ひとりぼっちの わたしだった 

  だけど おばさんに出会えた なのに 「困らせてる?」 

  でもわたし 涙ふくよ くじけない 

  どうかこの思い 届け 大好きよ 「おばさん」

一方パレー叔母さんの家では・・・。
牧師から届いた手紙を読み
慌てる叔母さん。
「どうして?私がパレアナを預かるの?」

叔母の家へ着いたパレアナは
また元気を取り戻しました。

挨拶をしても誰も出てきません。

家の中に入ってみると、

「こらー!」と怒るような声が聞こえます。

するとパレー叔母さんが出てきました。
パレアナを上から 下まで見ると、
様々な決まりをパレアナへ伝えました。

叔母は、パレアナに約束できるか、
問いただします。

叔母はパレアナを屋根裏部屋へ放り込み

縫い物や読書を強要します。縫い物を編んだり、本を読んだり、パレアナは一生懸命頑張ります。でも叔母さんは冷たいのです。

叔母のことも大好きなパレアナは叔母に
お花をプレゼントしようとつんできました。
「おばさん、よろこんでくれるかなぁ?」

そんなパレアナの気持ちは届かず、叔母は花を捨ててしまいます。
そして掃除をするようにパレアナを叱りました。

落ち込むパレアナですが父と自分を信じ、歌にのせて
気持ちを伝えます。いつか叔母さんも
笑顔になってくれることを信じて・・・。

第三幕  痛ましい事故から心の通いに
@叔母は渋々パレアナを学校に連れて行く途中、交通事故に遭い、パレアナは大怪我をする。
A
手術を受け、痛みに耐えるパレアナ。
  しかし、医者の反応は思わしくなく、叔母は、とんでもない荷物を背負い込むことになると絶望する。
B
しかし、必死にリハビリをするパレアナの姿に、叔母の心は義務感から愛情へと変わり、 二人の心は通じ合う。

叔母は渋々パレアナを学校に、 連れていくことにします。しかし、その途中 パレアナは大きな事故にあいます。
段々と曲のテンポが激しくなって、ぶつかるシーン。タイミングがとても大切、さてどう事故を表現するでしょう。

大事故で、
乗っている人は外へ飛び出します

特に、パレアナは大怪我です。

手術を受け痛みに耐えるパレアナです

心配そうに叔母も見守ります。しかし、手術はうまくいきません。
マスクを外し、首を横に振る病院の先生。パレアナの姿に叔母は絶望します。

必死にリハビリをするパレアナ。
痛くてもまた歩けることを信じます。

叔母がお見舞いに来てくれます。

花をもらい、嬉しそうなパレアナ。

そんな叔母へ歩く姿を見て欲しいとパレアナは、 立ち上がることにしました。
しかし倒れてしまうパレアナ。 何度も何度も歩こうとします。


少しずつ心が通い始めます。

パレアナの前向きで明るい姿は叔母の心へ光を灯しました。 

「つらい」 「かなしい」 「でも!」 「したじゃない!」  「うえをみるの」 「おとうさん 」「わたし」 「しあわせ」
おばさんとの心が通じたことを喜びに歌い上げます。

エンディング 「Top of the world」
「パレアナ!」 「おばさん!」

だからどんなことでも 喜びにかえる 君が教えてくれた 

喜べることの 幸せ こんなにも楽しいこと

「つらい」  「悲しい」  「でも!」

「下をむかない!」 「上をみるの!」 

「お父さん!」  「わたし!」

「しあわせ!」 

左(リハーサル)
右(ありがとう拍手を)

 アンデルセン  少女パレアナ  眠れる森の美女  親指姫   101匹わんちゃん

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