11月26日(月) 造形参観(年長)  

一旦教室に入ると、「えー、何してるの?」と言いたくなるように部屋の中は、雑然として散らかっています。しかし、ひとたびこどもの達の中に入ってみると、こども達なりに、「お家を作ってるの!」「ここに窓にするの。上手く切れないの」「ここはね、カーテンでしょう。中には机があるよ」「ここはね、お屋根なの」「ベットは気持ちいいよ!」・・・・。こども達は、タンボールをお家や家具や窓・・・に見立てて作っています。のこぎりも、まだ数回しか使っていないため、使い方を確認したり、持ち方をアドバイスされます。また実際に段ボールを切りながら、縦方向と横方向でどっちが切りやすいかを、自分で学んでいます。お家の壁がすぐに倒れてしまうのを、何とか倒れないようにと友達同士で支えあって、ガムテープで固定しています。今日は、造形月間の第一日目ということもあり、段ボールを加工するところから、参観していただきました。「あれを作ろう、いや、やっぱりこれにしよう。実際に作りながら、こども達の活動は、いろいろと変化していきます。先生から「これを作ろう」と指定されるわけではなく、仲間同士での活動の中から、作っていくものが広がってくる活動です。「自ら考えて、行動できる子」を育てるには、「自分で〜を作ってみたい」と言う自分からの欲求と、そのためには、どうすればよいのかを、具体的な行動の中で、自ら実際に行ってみて、工夫しながら、身につけていくことが大切です。窓が作りたい子は、何とか真ん中に空間を空けようと、ノコギリをさして、そこから縦と横にノコギリを通し、90度直角に曲げながら更に切っていました。最後の一切で窓が開いたときは、とっても満足そうに喜んでいました。この過程では、窓が曲がって上手く四角にならなかったり、切り過ぎてしまうこともありましたが、そういった失敗を通して、見通しを立てることの大切さを学んでいきます。 こども達が仲間と協力しながら、自分達で作り上げた作品だからこそ、それをもっと大切にしたいという想いがこみ上げてくるものです。まだ、はじまったばかりの造形活動、今後、ご家庭でも再現したいとこどもから要求が出てくれば、うれしいものです。こどもは楽しいことは、実際に家に帰っても行うものですから。


いつもの朝の活動、お砂場や飛行機、ザウルス、お友達とのふれあいもこども達にとってとっても楽しい活動です。


サッカーも大好きな活動のひとつ

鉄棒も、この前の体育の「ブタの丸焼き」が流行りそうな気配です。



年少は、コンテで海にいる生き物を・・・さて、どんな描画になるのでしょうか



コンテのこすり方、淡い色のだしかたも、上手になってきました。



年長、造形参観です。



最初の活動だったため、四角の発想から、お家を作る子が多くいました。一番右下の写真は、お家の窓に挑戦しています。のこぎりの先を



段ボールに刺して、穴を開けて、そこから、上下に引いていきます。角を切るのに苦労していました。



保護者の参観でしたが、製作のほうに集中している子が、多く見られます。



窓の反対側も切っています。



ここは、こうやって貼り付けて・・・



ベットです。二人で乗っていました



屋根のついている家、



三段に重ねたお家です



しっかりと左手で押さえてから、切ります



大きな家が完成



この家の中を補強しています、左側が下です



黙々と



屋根付のお家の内装も固定



ここも補強して




家の床もつまづかないように



ねえ、ここどうしようか



カーテンだそうです



ひとりで黙々と



ガムテープ頂戴

   

年中は、「雲の上の世界」の描画



すみれ組は、窓装飾のために、テープをこども達もはがします。




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