3月4日(土)味噌教室1 2

毎年恒例の親子ふれあい味噌体験教室を実施しました。

3月4日の9時に愛川町公民館、レディスプラザにて集合し、味噌体験教室のはじまりです。
参加者は、13組の親子とお手伝いの方々。大人17名、子ども16名あまり。



前日から水につけておいた大豆を使用しています。
糀は、米糀、大豆は、国産大豆を使用しています。
あらかじめ煮ておいた大豆を、朝少々、火にかけて圧力鍋を加熱しています。
9時前に集まった子ども達には、早速袋に入れた大豆を、細かくつぶしてもらいます。
すりこぎ棒やしゃもじ、手をつかい、トントン叩きながら、つぶしていきます。


つぶしかたもそれぞれです。
1キロの乾燥大豆は、約7時間水につけて、3倍の大きさになります。

1キロの大豆に1キロの米糀、300gの塩を大きなボールで混ぜ合わせ、煮汁も少々加えて、
4キロの味噌になります。柔らかさは、耳たぶぐらいが、ひとつの目安です。

圧力鍋を使用する為、大豆の煮る時間も15分程度でやわらかくなります。
昨年、園長が仕込んでおいた味噌を使い、味噌汁をつくり味見をして頂きました。
「おいしい!」との声も頂き好評でした。
味噌汁と子ども達へのお菓子と、飲み物で、少し休憩をし、
その時間に、味噌の熟成の過程と管理の仕方をお話ししました。
子ども達が、みそ体験に参加、体験することで、少しでも心の中にこの経験が残り、
口に入るまでに、手間暇かけて味噌になることを感じて頂ければ幸いです。
卒園生も参加していただき、ともに味噌体験ができたことも大変うれしい事です。
幼稚園の職員のお子さんが、初めて園で作った味噌を食べた時、
「えー、この味噌美味しい」って発言されたということを、今日お聞きしました。
昨年も2キロの味噌を持ち帰って頂きましたが、あっという間に終わってしまったようです。
この味噌も早ければ半年後には、食べることができます。それまでは、ご家庭でしっかり管理して、
手間ひまかけて育ててほしいですね。
本日参加した保護者の皆さま、ありがとうございました。
是非また、来年も参加して下さいね。

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