「子ぎつねヘレン」   年長、ひまわり組

第一幕   〜太一と子ぎつねの出会い〜
@仕事で忙しい母親は朝食の準備だけして出かける。一人食事する寂しい太一には友達もできず、いつもひとりぼっち。
A
ある日、草むらで子ぎつねに出会う。
B突然雨が降り出し、雨宿りしていると、子ぎつねは弱る。
Cき去りにしようとするができず、太一は獣医の元へ連れて行く。

仕事で忙しい母親は朝食の準備だけして
出かける日々。
そんな太一は友達も出来ず
、いつも一人寂しく過ごしていました。
ある日、太一が草むらに行くと・・・



子ぎつねに会いました。
すつと、突然雨が降りだし目の前の子ぎつねが
だんだん弱り倒れてしまいました。
置き去りにすることができず
獣医の元へ連れて行きました。

 

 

 

第二幕   〜互いの心の変化〜
@子ぎつねの目も耳も動いていないので獣医から育てないように言われる。
Aそれなら自分で育てようとするが、子ぎつねは言うことを聞かない。
B獣医は、子ぎつねにとって何が一番幸せなのかを考えるように言う。
Cその言葉で、親狐と一緒に暮らすことだと悟る。
Dすると、太一の手から子ぎつねがミルクを飲み、元気になる。
挿入歌@       

獣医は子ぎつねを診察すると
「この子は耳も聞こえないし、目も見えない」
と太一に告げます。
太一はショックを受け泣き崩れました。
獣医はそんな太一を見て子ぎつねに
とっての幸せは何か考えるように
言いました。
すると、太一の手から子ぎつねがミルクを飲み少し元気を取り戻しました。
獣医が大学病院を紹介し、子ぎつねは
連れて行かれました。
挿入歌@ 

『雨に願いを』
医 「この子の幸せはいったいなんなんだ!」「考えなさい!」

助けたいと思った その想いが 目の前の君のこと 苦しめてた
一人にしてごめんね 側にいるのに いつの日かこの心 弱くなってた
きみの世界には 何も見えなくて 暗い暗い闇に 包まれている
いつか光が届きますように きみの心に聞こえるように
一人ぼっちにしないよずっと 僕がそばにいるから これからもずっと

太一 「ごめんね」「こわかったよね」「もうひとりじゃないよ」
「僕が」「ずっと、ずーっと」「守るからね」「そうだ!名前」
「ヘレンケラーと同じだから」「ヘレンだ!」「ヘレン、お前の名前だよ!」
「待ってて!」「どうか飲んでくれますように」「ミルクだよ!」
「分かるかい?」「うわぁ〜!!」「飲んだ!」「先生、ヘレンが飲んだんだ!」
「僕分かったよ!ヘレンの幸せは」「母さんと暮らすことなんだ!」
「生きる事なんだ!」
医者 「分かった」「大学で診てもらおう」
太一 「ヘレン」

第三幕  〜ヘレンの死〜
@獣医が大学病院を紹介し子ぎつねは連れて行かれる。手術の結果を心配する太一。
挿入歌A
A太一の耳に子ぎつねの声が聞こえる。急いで大学病院へ行くと、余命幾ばくもないと告げられる。
B見えなくても、花が咲き誇る風景を見せたいと連れて行くが、その場で子ぎつねは息を引き取る。
C太一は悲しむが、子ぎつねヘレンに出会えたことを感謝し、ヘレンが残したものを忘れないと叫ぶ。
エンディング

挿入歌A

  『 雨に願いを』

太一「ヘレン、大丈夫かな」「元気になったかな」「大丈夫、大丈夫」「絶対治るよ!」
  「ヘレンは」「今も」「がんばってるんだ」
   いつか光が 届きますように きみの心に聞こえるように
   一人ぼっちにしないよずっと 僕がそばにいるから これからもずっと
ヘレン「うぉ〜ん」
太一 「ヘレン」「ヘレンの声だ!」「元気になったんだ」「ヘレン」

 


太一の耳に子ぎつねの声が聞こえてきました。
急いで病院に行くと、余命幾ばくもないことを告げられます。
ショックを受けた太一でしたが目が見えなくても花畑を見せたいと連れて行きました。

フラフラになりながらも太一が寄り添い花畑へ行くヘレン。
最後の力をふりしぼりその場で息を引き取りました。
悲しむ太一でしたがヘレンに出会えたことに感謝しヘレンが残したものを忘れないと叫びました

 

   
エンディング 

  『心の瞳』
太一 「ヘレン」 「行こう」「大丈夫?」

  「ヘレンに」「見せたいものが」「あるんだ」

「もう少しだよ」 「ヘレン」 「見て」 「きれいだろ?分かるかい?」

「ヘレン」 「ヘレン・・・」

「嫌だ」 「嫌だ!!」「ヘレン」

ヘレン「うぉ〜ん」

太一「ヘレン!」「がんばったね」「待ってて」「ヘレン」「ありがとう」

言葉で言えない 胸の温かさか 感じたのは君に 出会ったからさ

あの日の出会いが 僕を変えて 前を向けと 背中押して くれたん



  子ギツネヘレン  河童の雨乞い    ポカホンタス   小鹿姫    一寸法師

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